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ちょうど今日は、私がブログを始めて3ヶ月…。こんなに長く書き続けるとは思いもしませんでした。
そして… 6000アクセスを越えました! いつもご愛読ありがとうございます。 これからもよろしくお願いします 最近のお家の状況は… ということで今回は防蟻処理について考えてみました。 ■防蟻処理について 画像をみてもらうとわかるように、西隆建設では「JOTO基礎パッキング工法」を採用しています。 この基礎パッキング工法にはいろいろな利点があるようです。1つ目は、「床下換気」。基礎パッキング工法によって床下全域の湿気を排湿して、床下を乾燥した状態に保ってくれるようです。基礎に通気口を設ける工法よりも1.5倍~2倍の換気性能があるんだそうです。今は、基礎に通気口を作るとその部分だけ「欠け」になるので、強度が落ちるということで「基礎パッキン」を用いるところが多くなっているのではないでしょうか。 2つ目は、この基礎パッキング工法を用いて床下全体を換気すると床下断熱材を乾燥した状態に保つことができるので、床下の通気口を塞いで密閉状態にしたときよりも床温度が高く保たれるそうです。 3つ目は、床下を乾燥した状態に保つことで「腐れ」「シロアリ」が生息しにくい環境を作ることができるようです。 このようにいろいろなメリットのある基礎パッキング工法ですが、ただ単に基礎の上に基礎パッキンを置けばいいというわけではなく施工にはいろいろなルールがあるようです。 画像の垂れ幕にあるように「Jotoしろあり保証制度」というものが、この「Joto基礎パッキング工法」を用いた場合についてくるようです。これは10年に渡って最高500万円の補償がされるもののようです。 ■蟻害について 先日は、阪神淡路大震災から13年目でしたが、シロアリが建物の耐久性を大きく劣化させるということが、阪神淡路大震災後の調査からも判明しています。 1996年に発行されている日本木材学会編『木造住宅の耐震』の中の大阪市立大学宮野道雄助教授たちの調査によると、震度7の被害にあった淡路島北淡町と神戸市東灘区では調査した841棟中32%の276棟に蟻害・腐朽がみられ、その全壊率は89%で、残りの565棟(68%)には蟻害・腐朽はみられずその全壊・半壊率は50%だったそうです。 蟻害や腐朽の被害があると、地震での全壊率が9割近くになりますから、蟻害や腐朽を防ぐことは耐震を考える上でもとても重要なことですね。 ■防蟻処理の効果持続期間 みなさんのお家にも防蟻処理がされていますよね。土台や柱に防蟻効果のある薬剤を塗ったり、柱に薬剤を注入したりするのが一般的なようです。これらの効果の持続期間ってみなさんご存知でしょうか。 (社)日本しろあり対策協会が、協会の定めるシロアリ防除システムによる防除施工の有効期間は5年以内と明確に示しています。この(社)日本しろあり対策協会は、シロアリ被害などを防止する目的で国土交通大臣の許可を得ていている日本唯一の公益法人で、建築物防腐防蟻処理企業登録制度、しろあり防除施工士制度、しろあり防除薬剤等認定制度などを定めているようです。この協会が定めた5年というのが様々な薬剤などによる防蟻効果の効果持続期間と考えることができそうです。 瑕疵担保責任保証との関連で、この(社)日本しろあり協会は「薬剤の持続効果は最大で5年を目途としており薬剤の効果を越える保証期間の設定は消費者契約上にも問題があると考え、保証期間は5年以内とする」と明示しています。品確法への対応も5年毎の再試行により対応していくようです。 サイディングのような外壁材が張られている場合、5年毎に土台や柱に薬剤を塗ったりするのは大変そうですね。 そこでこのJoto基礎パッキング工法を用いれば、10年間に渡って最高500万円の補償がされますから安心ですね。 ■薬剤の安全性 しろあり防除剤の安全性については、やっぱり気になるところです。どんな防蟻処理があるのでしょうか? ・VOC(Volatile Organic Compound;揮発性有機化合物)での表面塗布処理。過去においては有機リン系(クロルピリホスなど)が使われていましたが、クロルピリホスは2005年から使用は禁じられているため、現在では非有機リン系(ピレスロイド系など)が使われています。重要なのは、これらの有効期間は5年間であるということ。 ・木材へのACQ(Ammoriacal Copper Quat;銅・アルキルアンモニューム化合物)加圧注入。成分の塩化ベンザルコニュームは、殺菌用の手洗い石鹸などにも使われている。ウッドデッキや公園の遊具にも使われており、安全上比較的問題はなさそう。 このしろあり防除剤の安全性というのはとても難しい問題なのではないかと思います。効果を発揮しながら、かつ人体や環境への悪影響を最低限に抑えなければなりません。屋外ならともかく、人が住む居住空間に有機化合物のような化学薬品を使うことに抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。 そのため天然素材によるシロアリ防除方法も考えられています。いわゆる虫が嫌う成分や臭いを利用するというものですね。代表的なものには、木酢液やヒバ油などがあります。これらの効果に疑問を投げかける実験結果もみられることから、絶対ということはなさそうです。また安全性という点からも、天然素材=安全という単純な構図では考えられないようです。 天然の材料にしてみてもそれらが濃縮して使われる場合、その天然の材料の中に含まれる成分の当然濃縮されますから、必ずしも安全ということはないようです。木酢液にも発がん性が指摘されているホルムアルデヒドやベンゼンなどが含まれているといいます。これらの物質がたとえ天然の素材から抽出されたとしても安全だということにはなりませんから、注意して使用することが必要になってくるのではないでしょうか。 ■蟻害や腐朽に強い木材 蟻害や腐朽に強い木材というものも存在します。このような木材を土台や柱に使うという方法もありますね。いわゆるD1樹種と呼ばれるヒノキやヒバやケヤキ・クリといった樹種は、蟻害や腐朽に強いといわれています。ただし注意が必要です。住宅金融公庫の仕様書には、「木材の耐腐朽性・耐蟻性はどの樹種にあっても、心材にあり、辺材にはあてはまらない。辺材を使用する場合は防腐・防蟻処理を行なうことが望ましい」とあります。 D1樹種を用いたとしても、蟻害や腐朽に強いのは心材であるので、辺材を使う場合には注意が必要だということですね。ヒノキだから大丈夫、ケヤキだから大丈夫ということではなく、きちんと心材かどうかという確認も必要だということです。 このように考えてくると、現在のところ蟻害や腐朽を防ぐには、これだけしていれば大丈夫という短絡的な唯一の方法があるわけではなさそうです。様々な方法を利用して、複合的に蟻害や腐朽対策を考えていく必要があるようです。 Jotoの基礎パッキング工法というのも、これらの複合的な蟻害や腐朽対策の一つになりうる方法といえるのではないでしょうか。 ************************************************** ブログランキングに参加しています。 下のバナーを押してもらえると1票入る仕組みです。よろしくお願いします。 リンクさせていただいています
by jupiter-juzz
| 2008-01-22 01:43
| 雑記
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